シビレました。
この競技におけるまさに最高峰の試合でしたね。
終了のゴング後は両者死力を尽くした清々しさと、同時に祭りの後の寂しさも残ります。
判定に対しては色々な見方が出来ると思います。
でもハッキリと言えるのは、オフシャルが出した結果が全てだという事です。
とは言いつつも、見解によっては・・・
現代ボクシングの判定基準にラウンドマストシステムと言われるものがあります。
これはラウンドごとに微差でも10-9と差を付けて、イーブンラウンドを作らないという趣旨のものです。
つまりラウンドごとに勝者を決めるとでもいうのでしょうか。
通常ダウンの無いラウンドの場合、相当なダメージでもない限り殆どが10-9の1ポイント差です。
誰が見ても分かる様なラウンドも、極僅差でも同じポイントなんですね。
ではポイント基準はどの様なものなのかというと↓
?有効打(見て取れるダメージの有無)
?ディフェンス(有効な攻撃に繋がるもの)
?攻勢(単なる突進ではなく有効な攻撃を仕掛ける)
?リングゼネラルシップ(ペース支配)
とこの様な感じです。
この判定基準ですとメイウェザーの勝利は確かなものです。
でも・・・
ここからは完全に私的意見になりますが、先に仕掛ける労力(カロリー消費)と、前に出ることに伴うリスクとを考えると、それも少しはポイントに加味されてもいいのでは?と思ってしまいます。
その証拠が現場にいた観客の反応です。
あれだけ緊迫感に包まれたいい試合になったのは、紛れもなくパッキャオの攻撃力によるもが大きかった思います。
一ファンとしては、もう少し心理的負担も含めた?をジャッチに考慮してもらいたかったです・・・
後、当日のパックマンはストレートに頼り過ぎたのか、ショートのアッパーがいつもより少なかった気がしました。
まっ、あれだけのスピードで急発進と急ブレーキを繰り返さなけれはならないわけですから、腰を据えたインサイドのアッパーを打つのは難しいのでしょうね。(言うのは簡単ですから)
なんだかパッキャオの応援ブログになってしましましたが、メイウェザーはまさに?難攻不落?でした。
このまま無敗で引退になるんでしょうか?
強いだけに余計、落日も見てみたい気がしますが(メイウェザーファンの方すみません・・・)
いや?実に?シビレ?ました!